2007年12月20日木曜日

■今

久しぶりに更新だ。

忙しさにかまけて、
自分へ、ゆとりのある時間を提供することを忘れていた。

更新頻度が高くなるときは、
何かを真剣につくっていたり、
いろんな思いがあふれ出して収拾がつかなくなっている時だ。

それか、ただ単純にそんなことも考える時間すらなく、
慌ただしく、過ごしていただけなのだろうか。

まー、どっちでもいい。
久しぶりに更新するのだから。



あっというまに、26年間も生きてしまった。
あと2週間で、2008年。
無事に生きてこれた、自分にまず、拍手。
そして、周りのすべての人に、感謝。シェイシェ。

人生の節目、節目で自分の人生を振り返ってしまう。
そう、今年の26歳の誕生日もそうだった。


友達からもらったカード。
タイトル『ハッピーバースデービューポイント』
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あなたが誕生したその日から、あなたは人生の道を歩いてきました。
なんてことない平和な日もあれば、難しい問題が発生した日も。
悩みぬいて・・・・・なんとか解決した日。
達成感でいっぱいの日。

仲間と出会って、楽しく過ごした日々。

そして、別れの日が来て、また出会う日。
不安な日、
晴々しい日。

だるい日。
さえてる日。
愉快な日。



そして今日はあなたの誕生日。




あれ?あそこに展望台ですよ。
いってみよう。

特別な望遠鏡で真下をのぞくと・・・

あれ?!あそこにいるのは、去年の誕生日のあなた。
さらに下を見ると、おととし、10年、1歳の誕生日のあなたも。

そうあなたが今まで歩いてきた道は、
山をらせん状に登る道だったのです。

そしてその山こそが、あなたの人生。

同じ1年なのに、幼いときのほうが、今より長く感じたり、
6か月まえの季節より、1年前の季節のほうが近いと感じるのは、
この構造のためです。

生まれてここまで
ずいぶん登ってきましたね。
よくぞ、ご無事でした!


おめでとうございます。


では、これからは、まわりの景色も楽しんでください。

去年のあなたとも、おととしのあなたとも違う、
今のあなたにしか見えない風景が広がっているはずです。

来年の誕生日には、どんな景色が見えるのでしょう。
とても楽しみです。


そして明日からまた、
あなたの美しい山を登ってください。

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こんな素敵な本をもらい、
夜な夜な、読んでは人生を振り返り感動したもんだ。

誕生日になると、思い出を引出しから出しては、
思い出しては切なくなる。


20歳で、勘当同然で家を出た日から、あっという間だった。
いまだに実家の敷居をまたぐな、といわれているが(笑

20歳からあっというまだった。
親に勘当されて、ひとりで生きていけると思っていた事もあった。

やりたいことをやりたかった。
すべての荷物をすてて、自分の持てるぐらいの荷物だけになったこともあった。
ものは、捨ててしまえばそこで終わるが、自分の想いだけは永遠だと実感した21歳。

だれとも連絡を取らずに、
周りからは、生きているかもわからなかったといわれたこともあったなー。

この時に感じた想いは、
一生の宝になった。

『シンプルに生きる』

と決めたときだった。

そして人間は、ちっぽけだと実感した時でもあったな。


それから、日本そしてアジアを転々として、
世界の広さ、人種や宗教の違いを知った。
初めて、世界をリアルで体感。

それがあったからこそ、自分がいるんだと思ってます。


もし、あの時、親に従っていたら、
違う人生があったのかもしれない。

まともな人生を歩み、まともな価値観を装い、
まともな友達とつきあう。

でも結局、何が正しかったなんて、永遠にわからない。

これでよかったと思うしかないはず。



親に感謝しているのは、
生まれ持っての清潔感、そしてしゃきっと感、そして低い声。


仕事ができる人と見られ、
パリッとしている人に見られ、
強い人に見られる。


内面とのギャップを埋めることさえ、今はしないが、
当時は戸惑ったもんだ。

全身汚い格好をしても、きれいに見られ、
弱っていても、しっかりとして見られ、
おどおどしていても、低い声でカバーできる。

最近はそれが強みでもあるかと思ったりする。


目と鼻、口がついていて、
それなりにまともだ。
だからこそ、力がなくても仕事ができて、
信頼される。

そして、キャラで誰からでもかわいがられてきた。
みんながうらやましがるほどに。


いいじゃん。
それで、いいじゃん。って思うことにした。


それが、あたしの強みだから。

この6年間は濃すぎて、水でうすめても、濃くて一気飲みはできない。


誰にも興味を抱かなかったあたしが、
ある相手を、怒鳴りつけながら、喚いたことも1度あったな。
相手の事は考えず、自分の想いだけを言ってた。

後先を考えても、一生に1度だけかも。
自分の底の想いをぶつけたのは。

こんな風に、正直に自分の想いを、感情丸出しにして伝えれたら、
なんて幸せなんだろうって思った。

それ以降ないけど、
あたしの課題がみえた瞬間だった。


長い長い6年間。
振り返れば、きりがない。

今の自分があるのは、
その6年間があったからって、思う。


強気の中の弱気。
きれいさの中の、汚さ。
複雑の中のシンプル。

笑いの中の、無感情の笑い。
無愛のなかの、愛着。

孤独の中の、他人への執着。


どんなことがおこっても、自分で生きていきますよ。


まだまだ自分勝手に生きてやります。


それでいいと思える日まで。
あと、すこしで2008年。


まだまだ、振り返らないと、次へはすすめませんな。

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