2007年10月21日日曜日

◎ぼやき

※考え事を整理する為にブログに記載。

人間とは。
なんぞや。
人間一人ひとりの価値観や基準は、
他人をみて比較して確立されているものである。
自分の価値観、や基準は自分だけのものとか、他人には流されないと
思っているけど、結局は、他人と自分を過去に比較してできているものであるから、
他人に依存している価値観と基準でしかない。

人間は、自分以外に人がいなくては、成り立たない。
自分って認識させてくれるのは、結局他人。
他人をみて自分とわかるわけだ。

漢字をつかってみると[人]。
線と線が支えて、成り立っている。
結局個人では、人ではないのね。


P・オースター著作[幽霊たち]
最初何気なく読んでた本。
読み返したら、、、心にささる本だった。

天涯孤独のB。
自分の生きている証明を見つけるために、
Aに自分の見張りを頼む。

AによってBの存在価値が見出され、
Aによって、Bが生き続けることができる。

だれでも一人では、人間でなく自分でない。
だれかがあっての自分。

わかりやすいのが、家族か。
家族(父、母)あっての自分。
血縁関係。
つながり。

ひとと絡む事をもっと大切にしようかな。
さみしくない、一人が楽、と思っている
自分が一番、さみしくて、一人が苦しい可能性が高い。

なににも裏表があって、それはあるときには、
同じで、あるときには、別で。

紙一重とよくいったもんだー。
世の中うまく成り立ってる。

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